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県都決戦「勝ち抜く」 長勢氏・野上氏3選挙へ支援要請

2009年1月12日(月) 北日本新聞

麻生太郎首相が経済状況を見極めながら四~六月の衆院選を模索する考えを示した翌日の十一日、富山市で開かれた自民党の元法相、長勢甚遠衆院議員(65)=六期、富山市太田光陽台=と野上浩太郎を支える新春の集い。長勢氏が旧富山市エリアの衆院選富山1区で、民主党の村井宗明衆院議員(35)=比例代表北信越ブロック、二期、同市東田地方=との激戦が想定されることに加え、四月には市長選、定数六減の四十二となる市議選も行われるだけに、県都・富山市を舞台にした総力戦による決選ムードが高まった。

 立食形式で行われた会場では出席者が扉の外にもあふれ、団体関係者以外に校区単位の後援会からの出席者が増えるなど、次期衆院選の危機感を反映した雰囲気が漂った。長勢氏は「今年は勝負の年。宣戦布告が無いのに、戦争が始まっている。何が何でも勝ちぬかなければならない」と決意を述べ、野上氏も「決戦の年。誰が県、富山市のために役立つかは明らかだ」と長勢氏への支援を求めた。

 石井知事は、長勢氏の国政での雇用や北陸新幹線での働きぶりを紹介し「八面六臂の活躍だ。国政の中枢で古里のために働いてもらう政治家が必要」と強調。

 森富山市長は「縦横無尽の活躍ができるよう盤石な体制を築いてほしい」と述べる一方、四月二十三日に任期を迎える自身への支援も求めた。

 衆院選富山2区に出馬する社民党新人の藤井宗一氏(60)=滑川市坪川=との一騎打ちが見込まれる宮腰光寛衆院議員(58)=四期、黒部市岡=は、「1区2区合わせ難局に取り組み、富山の底力を発揮したい」と自民基盤の死守を訴えた。

 あいさつに立った力示健蔵富山市議が檀上から直接、知事と市長に協力を要請する場面もあり、選対本部長の五本幸正富山市議会議長は「県、富山市の命運が分かれる命懸けの戦いだ」と檄を飛ばした。

 約五十分、檀上での挨拶が続き、長勢氏、野上両氏だけでなく市長や多くの市議が閉会までの約二時間各テーブルを回った。 

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